脱出ゲームの開業費用はいくらかかるのか

正直にお答えすると、「どう作るか」次第で大きく変わります。まったく同じ企画でも、すべてをゼロから設計するのか、完成済みのアトラクションを設置するのかで、費用は桁が変わることさえあります。ここでは実際に予算を構成する項目を整理します。
同じ企画でも、作り方ひとつで費用は何倍にも、何分の一にもなります。
費用の主な内訳
1. 物件と賃料。 継続的にかかる最大のコストです。アトラクション1台に必要な面積はわずか数平方メートル(およそ5〜8 m²)ですので、建物を丸ごと borrowing するのではなく、すでに集客のある場所——商業施設の一区画、アミューズメント施設、ホテル、フードコートの一角——に設置して始める運営者が多くいらっしゃいます。
2. 施工・内装。 壁、扉、床、照明、装飾です。ゼロから作り込むテーマ空間は、壁も仕上げもすべて特注になるため、ここで費用が一気に膨らみます。空間をコンパクトに保ち、テーマ演出の範囲を絞ることが費用管理の鍵です。
3. アトラクション本体(謎、電子制御、ストーリー)。 体験の中核であり、最大の分岐点でもあります。自前で謎やセンサー、音響、ストーリーを設計・プログラムするには、専門人材による数か月の作業が必要です。一式パッケージ(ターンキー)のアトラクションなら、組み立ても制御プログラムも完成した状態で届き、そのまま稼働できますので、費用も開業までの期間も大幅に圧縮できます——ただし適切な制作会社を選ぶことが前提です。
4. 技術・ソフトウェア。 予約システム、決済、そしてゲーム内部の制御機器です。一式パッケージのアトラクションには制御システムが最初から含まれますので、基本的には予約ツールを追加するだけで足ります。
5. 人件費。 音声ナレーション付きの最新アトラクションはお客様だけで進行できますので、1台ごとに専任のゲームマスターを置く必要がなく、スタッフ1名で複数台を同時に見ることができます。この業態で最も大きい変動費を、大きく削減できるポイントです。
6. 販促費。 看板、撮影、SNS、そしてオープン時の集客施策です。ここは必ず予算に組み込んでください。どれほど良い体験でも、知られていなければ売上にはつながりません。
収支を分けるのはどこか
予算を最も大きく左右するのは、アトラクションをどう調達するか(特注か一式パッケージか)と、運営に何人必要かの2点です。この2つを押さえれば、小面積の脱出ゲームでも、大規模な特注施工と同水準の客単価を、はるかに少ない面積と投資で実現できます。(実際の事例は投資回収のケーススタディをご覧ください。)
より速く、より安く始める方法
完成済みで音声ナレーション付きのアトラクションを設置し、自社ブランドに合わせて世界観を調整する——この一式パッケージ方式があるからこそ、6桁ドル規模の施工費も1年がかりの開発期間もかけずに開業できるのです。選び方はターンキーと自社制作の比較で、開業手順の全体像は脱出ゲームの開業手順で詳しく解説しています。
よくあるご質問
1台から始められますか。 はい。数平方メートルのスペースにアトラクション1台を設置して開業し、需要の伸びに合わせて増設していく運営者が多くいらっしゃいます。
専任のゲームマスターは必要ですか。 不要です。音声ナレーション付きで自動進行するアトラクションでは、収録されたキャラクターがお客様を誘導し、ヒントも出しますので、スタッフ1名で複数台を運営できます。
最も費用を抑えられる始め方は。 すでに集客のある施設の中に一式パッケージのアトラクションを設置し、その周囲を軽めの装飾でまとめる方法です。
導入できるアトラクション
施設に設置できる世界観を、まずはChronicles of the Living Castleからご覧ください。あるいはスペースの条件をお聞かせいただければ、予算と設置プランのご相談を承ります。
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