一式パッケージ型 vs 自作の脱出ゲーム:貴施設に適しているのはどちらか

脱出ゲームの導入を検討される運営者様は、必ず同じ分かれ道に立たされます。アトラクションを自社で企画・制作するか、それとも完成済みのものを導入するか。どちらの道も成立しますが、適した状況はまったく異なります。ここで両者を分かりやすく比較いたします。
どちらの道も成立します。ただし、適した状況はまったく異なります。
自作:ゼロから作り上げる
ストーリー、謎、電子制御、内装のすべてをご自身で設計されます(あるいは専門家に依頼されます)。
利点は、企画の主導権を完全に握れることです。出来上がるのは、他のどこにもない唯一無二の作品になります。
一方の難点は、時間がかかり、リスクも大きいことです。謎の設計、センサーの配線、音響、動作の安定性テスト——いずれも専門的な作業で、数ヶ月単位の期間を要します。オープン後に仕掛けが故障すれば、その対応もすべて自社の責任です。初めて手がける運営者様の多くは、必要な期間と費用、そして「面白く、なおかつ確実に動く」謎を作ることの難しさを、実際より軽く見積もってしまいます。
一式パッケージ(ターンキー):完成済みのアトラクションを導入する
一式パッケージ型のアトラクションは、製作・プログラミング・動作検証がすべて完了した状態で届きます。設置し、空間の内装を世界観に合わせて整えれば、そのまま開業できます。
短期間で、見通しも立てやすい方式です。初期費用を抑えられ、仕上がりが事前に分かり、導入後のサポートも付きます。近年の一式パッケージ型は音声ナレーション付きで自動進行するため、収録されたキャラクターがプレイヤーを導き、ヒントも出してくれます(スタッフ1名で複数の会場を担当できます)。さらにストーリーの世界観を変更したり、謎を追加したり、ヒント音声をご自身で録音し直すことも可能ですので、「どこも同じ既製品」にはなりません。
唯一の引き換えは、白紙からではなく、出来上がった世界観からスタートする点です。貴施設だけのために設計された完全オリジナルのストーリーが必要であれば、それは自作の道になります。
両者の比較
| 自作(作る) | 一式パッケージ(買う) | |
|---|---|---|
| 開業までの期間 | 数ヶ月 | 数日〜数週間 |
| 初期費用 | 高額・見通しが立てにくい | 比較的低く、予測しやすい |
| 必要な専門知識 | 高い(謎の設計、電子制御、音響) | 低い |
| 動作不良のリスク | 自社で負う | 検証済み・サポート付き |
| カスタマイズ性 | 完全に自由 | 世界観の変更、謎の追加、独自の音声収録 |
| 適しているのは | 自社IPを開発するスタジオ | すぐに稼働するアトラクションが欲しい施設 |
どちらを選ぶべきか
アミューズメント施設、ホテル、商業施設、バー、あるいは新規開業の遊興スペースといった「会場をお持ちの事業者様」であれば、ほぼ確実に一式パッケージ型が有利です。1年がかりの開発も、数千万円規模の制作費もかけずに、サポート付きで実際に稼働するアトラクションが手に入り、しかも自分たちらしい仕上げも加えられます。自作が理にかなうのは、脱出ゲームのオリジナルIPを作ること自体が本業である場合に限られます。
それぞれの費用感については脱出ゲームの開業費用を、パートナー選びについては制作会社の選び方をご覧ください。
よくあるご質問
一式パッケージ型でもオリジナル感は出せますか? はい。ストーリーの世界観を変更し、謎を追加し、独自の内装で貴施設ならではのスタイルに仕上げていただけます。
一式パッケージなら、どのくらいの期間で開業できますか? 数日から数週間です。フルオーダーで制作する場合の数ヶ月〜1年と比べて、大幅に短縮できます。
技術スタッフは必要ですか? 不要です。一式パッケージ型のアトラクションは技術スタッフが常時付きっきりにならなくても運営でき、サポートも付いています。
導入可能なストーリー作品を見る
導入いただける作品のラインナップは、Chronicles of the Living Castle からご覧ください。あるいは貴施設のスペースについてお聞かせいただければ、最適な作品選びをお手伝いいたします。
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