値引きに頼らず、お客様の記憶に残る施設になる6つの方法

値引きはスケジュールを埋めますが、利益は削られます。安定して集客できている施設が実践しているのは、まったく別のことです。正規料金のまま、「また来たい」「友人を連れて来たい」「SNSに投稿したい」と思わせる理由をお客様に提供しているのです。ここでは、現場で実際に成果が出ている6つの手法をご紹介します。
1. 手元に残したくなるオリジナル記念品
すぐ捨てられてしまうチラシは不要です。コイン、封蝋、物語に登場する「遺物」——小さくても作りのよい記念品は、お客様の自宅へ持ち帰られ、机の上に置かれ、何ヶ月にもわたって静かに施設の宣伝をし続けます。
2. SNS投稿と引き換えの世界観グッズ
SNSへの投稿と引き換えに、物語の世界観に沿ったグッズをお渡ししましょう。1個あたりの原価はごくわずかですが、1件の投稿は、施設の写真つきで友人から友人へ届く推薦になります。
3. 体験の中に仕込まれたサプライズ
クライマックスで、物語そのものが明かす小さな贈り物。それだけで、「よかった体験」が「人に話したくなる体験」へと変わります。サプライズは最も安上がりな感動です。かかるのは贈り物の原価だけで、チケット価格を下げる必要はありません。
最も安上がりな感動はサプライズです。かかるのは贈り物の原価だけで、チケットの値引きは要りません。
4. 夜の予定をまるごと延ばす提携
隣のピザ店やカフェと組みましょう。ゲーム+食事のセットプランをつくり、互いに相手を紹介し合う。お客様は充実した一夜を過ごせ、双方が単独では取れなかった予約を獲得できます。
5. 常連様限定の先行体験
新しいストーリーやリニューアルしたゲームを公開する予定はありますか。ぜひリピーターのお客様を最初にご招待ください。ご愛顧に報いると同時に、テストプレイの枠が好意的なプレイヤーで埋まり、常連様が新情報をいち早く広めてくれる存在になります。
6. 物語の中で撮るフォトスポット
衣装をまとい、作品世界の小道具を手にして撮影できるファンタジー風のフォトスポットを用意すれば、どのグループにも「共有したくなるフィナーレ」が生まれます。物語の中で撮られた写真は、建物の外観写真よりもはるかに遠くまで届きます。
ストーリー仕立ての体験型アトラクションが6つすべてを何倍にもする理由
これら6つはいずれも、拠り所となる「世界」があってこそ効果が高まります。遺物は物語から生まれ、写真は物語の中で撮られ、先行体験は新しい世界のお披露目になります。多くの施設が、音声ナレーション付きの没入型・ストーリー仕立ての脱出ゲームを導入しているのは、まさにこのためです(詳しくは一式パッケージの脱出ゲームとは、およびアミューズメント施設にもたらす効果をご覧ください)。
よくあるご質問
6つのうち、どれから始めるべきですか。 フォトスポットと、SNS投稿と引き換えのグッズです。どちらもコストが小さく、その週のうちに投稿が生まれ始めます。
これらはマーケティングの代わりになりますか。 代わりではなく、マーケティングの燃料になります。記念品も、投稿も、先行体験も、広告では買えないコンテンツと口コミを生み出します。
アトラクションがなくても機能しますか。 ある程度は機能します。ただし、物語の世界があってこそ、小道具もクライマックスも舞台設定も揃い、こうした演出が「小手先の販促」ではなく「体験の一部」として受け止められます。
語りたくなる物語を、お客様へ
各施設がこうした体験を組み立てている世界観を、まずはChronicles of the Living Castleからご覧ください。あるいは貴施設についてお聞かせください。
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